グルジの軌跡①[KPJAYI HPより]
KPJAYインスティテュートのHPからグルジ(パタビジョイス師)やシャラース師についての経歴を引用・翻訳しました。
翻訳・注訳は私が行いましたのでご指摘がありましたらおっしゃってください^^;
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[ グルジ / 幼年時代 ]
ヨガチャリヤ・シュリ・K・パタビジョイス(Yogacharaya Shri K. Pattabhi Jois : 敬称 グルジ )は1915年7月の満月の日に、カルナータカ州南部のマイソールから150キロ離れたコウシカという小さな村で生まれました。
彼の父親は、七十世帯近くの家族で構成された村の占星術師・司祭を務めていました。
グルジは9人兄弟の中男坊で、多くのブラフミン(神事に携わる司祭の家系)の男の子がそうであるように5歳からヴェーダ(聖典)とヒンドゥの儀式を学び始めました(*1)。
彼が12歳の時。
中学校で行われたヨガのデモンストレーションは、彼をより古典的な練習法の学習へとかき立てるものでした。
彼はこの新しい発見にとても興奮し、彼にとって最も印象的であり、
20世紀の最も高名なヨギのうちの一人でもあったSri T. Krishnamacharyaに会うために翌早朝に起床したのでした。
クリシュナマチャリヤはグルジに質問をしたのち、彼が自分の生徒として同行することに同意しました。
その後2年間、グルジは毎日通学前の早朝にクシュナマチャリヤの家まで5kmの道のりを歩き、
その偉大なるヨギの厳格で厳しい指導のもと練習をしました。
家族にも気づかれないように……….
彼は自らの研究に意欲的で、ヨガに関する知識を広げることに夢中でした。
彼が家のベランダでラマヤナや他の聖書を読むとき、「まぁ、この偉大な賢者さまをごらんなさいよ。なぜ本なんかに時間を費やしているの?牛の世話にでも行きなさい!」と彼の家族は言うのでした。
(*1 : 言語を理解し、読み書きの練習ができる=ヴェーダを学ぶことができる年頃として5歳頃から始まったそうです
原文・画像引用元 / http://kpjayi.org
Childhood
Yogacharaya Shri K. Pattabhi Jois (Guruji) was born on the full moon of July 1915, in Kowshika, a small hamlet located 150 kilometers from Mysore in the southern state of Karnataka.
His father was an astrologer and a priest in the village of nearly seventy families. Guruji was the middle of nine children, and from the age of five, like most Brahmin boys, began to study the Vedas and Hindu rituals.
At 12, he attended a yoga demonstration at his middle school that inspired him to learn more about the ancient practice. He was so excited about this new discovery, he arose early the next morning to meet the impressive yogi he had seen, Sri T. Krishnamacharya, one of the most distinguished yogis of the 20th Century.
After questioning Guruji, Krishnamcharya agreed to take him on as his student, and for the next two years, unbeknownst to his family, Guruji practiced under the great yogi’s strict and demanding tutelage every day before school, walking five kilometers early in the morning to reach Krishnamacharya’s house. He was ambitious in his studies and driven to expand his knowledge of yoga. When he would read the Ramayana and other holy books on the veranda of his house, his family members would say, “Oh, look at the great pundit. Why are you wasting your time with books? Go tend to the cows!”